※2023年入試情報
☆松蔭中学校、高校(女子校)
今年度の大きな変更点は以下の3点です。
・中学入試で課題図書プレゼン入試の導入
・高校入試で併願受験制度の導入
・高校入試で募集定員を50名程度に拡大
~今年で創立130周年目を迎える私立の中高一貫の女子校になります。
最寄駅は阪急王子公園駅から徒歩15分程度になります。
(上り坂が続きますので、ゆっくりめに歩きますと距離の割に時間がかかりそうです。)
三宮駅などからバス通学(2系統または18系統)することは可能です。
松蔭大学への内部進学を確保しながら、他の国公立大学、私立大学を受験できるシステムは、
神戸学院大学付属高校等と同じシステムになります。
2021年度の進学実績は、神戸松蔭女子学院大学への内部進学が約29%程度、
指定校推薦を利用してのが進学約36%、AO・公募推薦入試による進学が27%、
一般入試等による進学が8%程度、となっています。
宗派の関係で同志社大学の指定校推薦枠はありませんが、
関西学院大学、関西大学、立命館大学、立教大学などの指定校推薦枠は増えているとのことです。
昨年度、中学校・高校共に、新しくコースが編成されまして、
中学校
・ディベロップメンタル・ストリームコース(DSコース) 約120名
・グローバル・ストリームコース(GSコース) 約30名
高校(約50名)
・ランゲージ&サイエンスコース(LSコース)
・グローバル・リーダーコース(GLコース)
・アスリート&アーティストコース(AAコース)
となります。
高校のアスリート&アーティストコースは、バレエ、シンクロナイズドスイミング、乗馬、宝塚など、
グローバルに活躍するアスリート・アーティストを目指す生徒を支援するコースになります。
~中学入試では、
・課題図書プレゼン入試、という選抜方法が新しく導入されます。
・従来通りの国・算・理の2科、3科判定
(合格判定は3教科の得点率の割合と国・算2教科の得点率の割合とを比較して有利な方で判定)
・英語入試(英語Ⅰ入試、英語Ⅱ入試)
・B日程(2日目)の入試科目が、国語または算数の1教科受験
は昨年と変更ありません。
英語の入試問題のレベルは、英検3~4級程度になります。
従いまして、英語入試の対策としては、英検3~4級の学習をしておく必要があります。
~高校入試では、2023年度入試より併願受験が可能となりました。
専願、併願共に内申点で一定の基準を満たしていることが出願の条件となります。
また、出願された方のこれまでの合格率は100%となっていまして、
内申点重視の入試制度であるとの説明がございました。
松蔭では英語指導に力を入れており、高校卒業までに英検2級取得を目標にしています。
語学留学や英語数学については習熟度別授業を展開するなど、授業も充実しており、
国公立理系大学に向けてのカリキュラムにも対応しているとのことです。
過去問は原則非公開となっていますが、松蔭高校より取り寄せることが可能ですので、
ご興味がお有りの方は個別にご連絡ください。