2021年度 神港学園高校に関する入試情報。

※2021年入試情報

☆神港学園高校

神港学園高校は、JR、阪神元町駅から北へ徒歩約10分の立地にある男女共学、普通科の私立高校です。
男女比は、元々が男子校ということもあり、昨年の男女比は男:女=9:1程度となっていましたが、
平成26年度から学校改革に着手して以来、女子の人数も徐々に増えてきているようで、
今年の高1に関しては、女子が22%になっている、とのことです。
総合コースでも女子の受験が可能となり、全コースで完全男女共学となりました。
また、昨年度から校長先生が変わりまして、中野憲二校長が赴任しております。

説明会の中で特にアピールをされていたことは、学校改革以降、
不登校生徒や中学校でコミュニケーションの取りにくかった生徒達を積極的に受け入れ、
その生徒達の通学率が非常に良く、個別に手厚くサポートをしていることを挙げておられました。

○入学コース

特進コース(男女) 30名
進学コース(男女) 120名
総合進学コース(男女) 120名←昨年から男女共学
※トップアスリートコース(男女) 40名

募集定員は昨年度と変更はございません。

※トップアスリートコースは、3年前までは神港学園高校の部活動の顧問の先生にスカウトされた生徒さんのみのコースで、
一般公募はしていなかったのですが、2年前より自己推薦という形で受験をすることが可能になりました。
5教科の内申点オール5の生徒が入学するなど、文武両道を目指したい方に非常に人気のコースとなっており、
専願受験生の占める割合が大変高いコースです。(硬式野球部と剣道部は専願のみとなっております。)
神港学園高校にない部活動でもOKです。

ただし、全国的な問題として、アスリートコース生が大学進学時に、学力不足が原因で単位が取得できない事例が増加している、
との国からの通達を受け、今年以降、アスリートコースの内申基準(合格の目安)が若干引き上げられています。

神港学園の特長は、普通科であっても就職活動に力を入れているところです。
昨年度より、「キャリアデザイン」指向の実践的選択科目を取り入れ、
専門学校の先生が来校し、様々な職業を紹介していくような授業も実施されています。
総合コースでは、高3から就職希望者のクラスを編成しているとのことです。

就職先に関しては、毎年50人前後の希望があり、
地元企業の神戸製鋼所や川崎重工業、西日本旅客鉄道など、
神港学園のOBが多数在籍している企業もあることから、
進学、就職両面に対応し、個別にきめ細やかな指導がなされています。

昨今では大学を卒業しても正社員になれない方が多いという実情もありますが、
高卒でも厚い指定校求人枠を活用し、正社員になれる就職先を斡旋している、といった内容の話がありました。
進学先では、スポーツ分野での指定校推薦枠(流通科学大学など)を活用した進学や、
産近甲龍レベルの指定校推薦枠を活用した進学が多いようです。

授業では、すべての生徒に基礎学力を定着、養成し、希望・適正に応じた文理選択ができるようになっています。
文系の私立高校では数Ⅲの授業がないという高校もありますが、神港学園は特進コースで数Ⅲにも対応しています。
特進コースからは、昨年、関西学院大学の合格生を輩出した、とのことです。

また今年度の国語の入試問題では、文学史は出題しない、との予告がございました。
数学、英語の出題傾向も例年通りとのことです。

合格の目安(内申点、中学校実力テストの目安)、奨学金基準についても把握していますが、
昨年度より合格の目安については、一般外部には非公開となりましたので、
詳細をお知りになりたい方は個別にご連絡ください。

以上、ご参考くださいませ。

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